Never Ending Story
二週間にわたり空想の世界に入り込んでました。
お付き合いいただきありがとうございます。
次回は男性編でもと思っていますが
反響を見てからにします。
Crosbyのカウンターに毎日立っていると
さまざまなStoryをうかがうことができ
とても面白いのです。
最近教えていただいた言葉
青春、朱夏、白秋、玄冬
私の今は朱夏なそうな。
この朱夏を如何に長く生きるかが
大切だそうです。
皆さんも大いに朱夏を謳歌しましょう~
今宵もCrosbyでお待ちしております!
明日に向かって撃て!2
小ぶりな傘を両手に持ち肩をすぼめ
エレベーター前のエントランスに駆け込んだ。
いよいよ入梅だろうか?
店に入りトレンチコートをハンガーに掛け
いつものカウンター席へ向かった。
「カンパリソーダを~」
この店のカウンター越しの窓の景色が好きだ。
今夜は赤く透き通ったグラス越しに覗いてみた。
窓の雨粒、ビルの灯りが赤くソフトフォーカスされる。
「キレイ・・・」
「Raindrops Keep Fallin' On My Head 」をリクエスト。
映画のラストシーンを思い出し、曲とのギャップを考えていた。
「More」もそうだったな~
降っても晴れてもCrosby
今夜もお待ちしております~
Sophisticated Lady 2
スタンダードはよく知らない。
ほんの数曲名前を知ってるくらいだ。
曲を聴けば聴いたことがあるけれど
タイトルまでは知らない。
ブルーのタイトなドレスにCAPELIN帽
パーティー帰りの彼女はちょっとくたびれて
この止まり木にやってきた。
帰宅前の〆の一杯はGimlet
リクエストを促すバンドリーダーに
「Fly Me To The Moon ~ 」
軽快な4ビートから
メンバーの熱いソロに展開し
エンディングへとなだれ込んだ。
今宵もハイテンションなGIGをお届けするCrosby
お待ちしてます~
五分休憩~2
残業が遅い時間に終るとここのピッツァが食べたくなる。
フローレンス時代の習慣の
VINO BIANCO とマルガリータ
「My Favorite Things」ってとこかな?
でも、今夜の気分のリクエストは・・・
「Take 5 が聴きたいわ~」
ギターのカッティングが軽快な5拍子をきざむ
メロディー、アドリブと熱いソロが終ると
ピアノのソロに・・・
・・・今日はキーボードだわ~
そのシンセサイザーの音色に驚きを隠せない。
「琴・・・みたい」
ソロが進むと超絶テクニックの琴の乱れ打ち~
あふれるフレーズの嵐
変拍子の中を変幻自在に降り注ぐ音の粒
ピッツァを半開きの口の前に持ったまま
固まってしまった。
お腹も心も充たしたいならCrosby
今夜もお待ちしております~
SHINY STOCKINGS 2
コートを入り口のハンガーにかけると
真っ赤なワンピース姿になった。
一日中の立ち仕事に9センチのピンヒールは
華奢な脚線を痛めつけた。
カウンターではなくソファの席を指定し
疲れた足を投げ出すように腰かけた。
まずは一口「China Blue 」
甘い物が欲しかった。
綺麗な青は今夜のワンピースに似合うかも・・・
流れてきたのは
「Red Roses For A Blue Lady」
「色、逆なんですけど~」(笑)
今夜はCrosby定休日につきお休みいただきます。
また明日からのご来店お待ちしております。
Magical Mystery Tour 2
Friday Night 2
一週間の終わり、Friday
日々の激務から解放される日だ。
決算期の繁忙も一段落した今夜は
自分にご褒美!
お気に入りのJAZZ BARでお疲れさん~
カウンターの席に深く腰掛け
Ray-Banをはずし深呼吸...
「ジントニック・・・ボンベイで。」
タンカレよりサファイヤが好みだ。
長年愛用のシルバー製のOLD ZIPPOで
メンソールを燻らせると
2メートル先にいるギタリストが
「Smoke Gets In Your Eyes 」を弾き始めた。
・・・そういうの好き!・・・
指鉄砲で撃ちのめしてやった。
週末の仕事疲れにCrosbyで栄養剤を!
御一人様でも 2
ハードな一日の仕事を終え
仲間と食事した後は私の〆の時間
今夜はJAZZYに決めようか・・・
「ドライマティーニを~」
いつもながら心地よいサウンドで私を包んでくれる。
おかわりを二度
4杯目の前にリクエスト
「Cry Me A River を・・・」
重厚なピアノのイントロが始まると
猛烈な睡魔に襲われた。
今宵もCrosbyでお気に入りのナンバーをおつまみに
貴方だけの時間を~
明日に向かって撃て!
雨雫はカウンター越しの窓にダイヤの煌きを作る。
これから梅雨に向けてその機会はしばし訪れる。
トレンチコートをしっかりと着こなし
彼女の肩を覆うだけの小ぶりな傘を片手にドアを開いた。
傘立てにそれを入れ、コートをハンガーに掛けると
カウンターの真ん中の席に着いた。
透きとおったカンパリのグラスのなかに
雨雫と街の灯りを映すように覗き込んだ。
「Raindrops Keep Fallin' On My Head 」
古い映画音楽だが今夜の彼女には
ぴったりのリクエストだ。
降っても晴れてもCrosby
今夜もお待ちしております~
Sophisticated Lady
一年間に150回は演奏しているだろう
「Fly Me To The Moon 」
いろいろ変化をつけて奏るが
なかなかテンションが上がりきらないものだ。
帽子好きの彼女は今夜も藍色のCAPELIN
タイトなドレスがよく似合う。
深紅のグロスはアーリーアメリカン
ここはCottonClubか?
そんな彼女のリクエストは
「Fly Me To The Moon ~ 」
メンバーのテンションはMAXとなった。
今宵もハイテンションなGIGをお届けするCrosby
お待ちしてます~